shirokumaraidaer-loveのブログ

突然の出来事で立ち止まっている自分への日記

季節は変わるけど…

彼が亡くなったのは、桜が散りかけの頃です。

まだま寒い日があったりで、着る服を悩む頃でした。
今は緑が生い茂り、梅雨に入りましたね。なんとなくですが、自分の心のようです。急に曇りパラパラと雨が降る…。



今も、ふとあの時の彼の顔を思い出してしまいます。その度に、何で?という気持ちとごめんねという気持ちが、入り乱れます。私がこんなに苦しんでいても、彼の家族はシカトしまくりです。


前回も書きましたが、ただ日々に追われ、平静を装っているのです。誰にも言えない、ホントはどん底で仕事なんかしてる場合じゃないと。
今の職場は、基本放置プレイなんです。けれど嫌なタイミングで、更に嫌な事を平気で言うんです。人隣りを全く見ないし、労わるとかないんです。世間でいうブラック??なんちゃら系ですかね…。
彼にもその都度、愚痴を聞いてもらったりしてましたが、今は誰にも言えません。自分の中で消化していかなくてはいけません。でも、この2か月近く経過していますが、全くの未消化状態です。
彼の声や言葉が癒しとなっていたんですね。つくづく感じます。例え自分が望んでいない言葉としても、反省や違う考えを持つヒントになったり…。私にとっては大きい事です。



土曜日に、祈祷をしてもらおうと思っています。これからの未来のために、自分がどう進んでいくべきか、問うためにも必要じゃないかと、感じました。


人に頼っても、彼が戻ることはありません。今は一人で立っていけるように、少しづつ進んでいければと思います。








本当の自分じゃない

明日で彼が亡くなって、2か月が経とうとしています。心の整理は正直ついていません。何故ならあの日のあの時間から、彼との時間がないからです。
彼の部屋の整理は終わり、彼の部屋に行くことも無くなった私は、特に何もしないまま土日を過ごしてしまいました。
本当は、自分の部屋の片づけもしなければいけないのに…。なのに、何にもしたくない。先週の木曜に、心療内科の診察に行ったときにも、本当は何にもしたくないんだと、正直に伝えました。けれど現実はそうはいかず、仕事をしなければいけない。平静を装い、仕事をこなす。今はそれが一番しんどい。だから帰るころには抜け殻状態。毎夜薬で眠る。今の私には、薬で何とか自分を保っています。
今の私は、本当の自分じゃない。それだけは、分かっています。

50日がすぎました。

彼がいなくなって50日が経ちました。
通常は四十九日ですが、神道なので、50日祭と言うんだそうです。私も詳しくは知りませんが。
この日までに彼の部屋の片づけを週末時間を作り、通っては手伝いましたが、片づけが終わる最後の日に
またまた色々とありました。



正直、分からくはないのですが、そちらの事情をストレートにぶつけてくる無神経さに、驚きを覚えました。
私は、彼女であり彼の最期を看取った唯一の存在。その時、彼の友人もそこにいましたが、やはり驚いたと・・・。
後で、なぜそのような事になったのかを聞いた時には、更に驚きましたが・・・。
今までは、彼を通して彼の家族を見てきたので、あまり感じませんでしたが、フィルターが無くなると、ガツンと彼が感じていた違和感を感じます。彼の生い立ちについては、ある程度聞いてましたが、彼がなぜそこまで頑なにしていたのかが、今回の滞在で、はっきり分かりました。



今後の付き合い方については、彼の友人に相談しながら付き合おうと思います。彼の気持ちを汲んでない家族は、本当の家族じゃない。彼が心を許していたのは、彼の友人たちである事。それをはっきりと証明してくれました。
いまだに、時々後悔をしてしまいますが、一区切りを付ける場面に立会い出来た事は、感謝しています。
同じような体験をされた方がいましたら、お話しをしてくださると、励みになります。